◇眼の打撲・内出血の症状・治療法について
◆眼(目)の打撲の症状
◆眼(目)の打撲による内出血
◆眼(目)の打撲の治療法
◆眼球の打撲の特徴
◆打撲の症状・視力の低下
◆眼科の専門医の診察
◆眼窩底骨折の可能性
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◇眼(目)の打撲の症状
眼・眼球をぶつけてしまった場合には幾つかのパターンの症状があらわれます。
眼の打撲は眼球そのものへの障害よりも眼球の周りの組織にダメージを与える事が多いのも特徴です。
眼の打撲時の主な症状としては
●複視(ふくし)症状⇒物が二重に見えるなどの症状の事
●内出血症状
●眼球陥没症状
●眼球の運動障害・機能障害
●骨折症状
●腫れ症状
●一時的な視力低下症状
などの症状があげられます。
眼の部分は、骨に守られており、かつ眼球は非常に硬い組織である為、眼は自分が思っているよりも頑丈な組織です。
しかし、眼球そのものの障害のみならず、眼球のまわりの組織のダメージが深刻な場合もあるので眼の打撲は危険を伴う障害と理解する必要があります。
◇眼(目)の打撲による内出血
打撲による眼の内出血は基本的に多く発症しません。
眼球、白目の部分の内出血で最も多いのは結膜炎などのアレルギー性疾患が主流です。
しかし、外部からの強い打撃を眼球に直接受けた際に稀に眼球に内出血が発症する場合があります。
この場合は、打撲による外傷性白内障障害を伴っている可能性もあるので注意が必要です。
また、眼球ではなく目の周り一帯に内出血が発症している場合は、眼の眼窩底部分の骨折(眼窩底骨折)の可能性が考えられます。
外傷性白内障・眼窩底骨折ともに、場合によっては手術療法を用いる必要がある障害ですから、注意が必要です。
◇眼(目)の打撲の治療法
眼の打撲をしてしまった場合の治療方法の基本はまずアイシング療法が基本となります。
病院に行く前に、ぶつけてしまった部位近辺を冷たいタオルなどで冷やし、内出血を抑制するのがアイシングの目的です。
アイシングを行った状態で病院にいく場合と、アイシングを行わないで病院へ行く場合は、それだけで回復までの期間に大きな差を生じます。
病院での治療も基本的には初期段階ではアイシング療法と薬などの服用を平行して実践していきます。
腫れなどの症状、内出血症状はほとんどの場合、1週間程度で消えていき、同時に痛みも緩和されていきます。
骨折などの症状が伴っている場合など、保存療法よりも手術療法が優先される場合は、手術に至る場合があります。
この場合の治療期間は1ヶ月〜3ヶ月程度必要となり、その後も眼球近辺へのダメージには気をつける必要があります。
◇眼球の打撲の特徴
あまり知られておりませんが、眼球の打撲の際にダメージを受けるのは眼球よりも眼球の周りの組織の方が圧倒的に多くなります。
これは、想像している以上に眼球が硬い組織である事が原因です。
眼球が正面からダメージを受けた場合、イメージとしては眼球がぐちゃっとつぶれてしまうのではないだろうか?というイメージがあると思います。
しかし、現実は眼球は非常に硬いため、そのまま奥に押し込まれ、眼球を包み込んでいる組織を破壊します。
眼はデリケートな組織ながら、頑丈な組織でもあるのです。
◇打撲の症状・視力の低下
眼球を打撲した際の特徴として、眼の運動機能の低下、そして視力の一時的な低下が起こる事が多くあります。
運動機能の低下とは、上下左右、眼の動きがしっかり自分の意思どおり動かす事がしづらい症状で、特に上方向への眼球運動に低下が生じます。
これは簡単にチェックできるので眼球をぶつけてしまった場合は、眼球が正常に動いているか、第三者にチェックしてもらうと良いでしょう。
視力の低下は、眼球のダメージによるものが大半です。
原因として考えられるのは、眼球を覆っている組織の亜脱臼症状、もしくは血管組織の断裂です。
軽度の場合は、数時間で症状が回復してきますが外傷性白内障障害などを伴っている場合は、長期の治療が必要となる場合があります。
◇眼科の専門医の診察
眼の打撲をしてしまった場合、また眼の打撲により内出血が発生している場合は、応急処置後、軽い症状でも必ず専門医の診察を受けるようにしましょう。
眼の障害は、一時的に回復するものから、視力の低下を伴うものまで、幅広い障害が考えられます。
また、顔面の障害を伴っている際は、脳の組織へのダメージを併発している場合も考えられます。
眼科の専門医は、眼に関わる神経組織、脳へのダメージについても詳しい知識をもっております。
自分が把握している以上の障害に繋がっている危険性も考慮し、眼球の打撲の際は専門医の診察を受ける事をお勧めします。
特に乳幼児など首が据わっていない赤ちゃんの場合は、顔へのダメージを受けた際は必ず脳が揺らされております。
成人のダメージとは非になりませんので更に注意が必要です。
◇眼窩底骨折の可能性
眼の打撲をしてしまった際に、眼の運動能力が著しく低下している場合、また上方向の視野が極端に狭く感じるような症状がある場合、眼窩底骨折の可能性が考えられます。
眼窩底骨折とは、スポーツ競技などを実践中に、正面から眼球にダメージを受け、眼球が内部に押し込まれ眼窩底組織が損傷する障害のことです。
一般的に耳にするのは、ボクサーや格闘家の試合のダメージによる眼窩底骨折が多くあります。
ボクサーや格闘家のパンチ力は大きい為、硬い眼球が内部へダメージを与えてしまうのです。
眼窩底骨折時は、眼球そのものの損傷がある場合は少ないのですが、眼球自体の陥没や、眼の回りの内出血が発生し、見た目は痛々しくなります。
疑いがある場合は、X線、CT、MRIなどの診察を行う必要があり、場合によっては、陥没した眼球を戻す整復手術を行うこととなります。
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